テキストサイズ

俺の夢がエロいのには理由がある!?

第11章 それが理由かよ!?

「だったら、何で有刺鉄線まで巻いて、ドアを閉鎖したんだ?」

「毎日だなんて思わなかったから!!」

言ってから、はっとして口元を押さえた。

「毎日、悪夢はキツいよな…」

「…最初は、スランプの打開になるかなって思った」

ん?スランプ!?

「毎回展開が同じで…ワンパターンだねって感想言われて、悔しくって」

はぁ…?

「夢でネタ探しできるなんて、サイコーじゃない!?だから契約したの」

へ!?

つまり、エリンと契約した理由って、小説のためだったんだ…。

「お陰でバリエーション増えて、反響もよくって万々歳!!」

そりゃ良かったな。心配して損した。

「…の、はずだったのに…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ