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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第11章 それが理由かよ!?

得意な方法で、ねぇ。

「なぁ、エリンに聞いたけど…貸付、失敗したことがあるって…」

「……ええ。本当よ」

「失敗すると、鍵の持ち主はどうなるんだ?」

「…色々」

それじゃあ答えになってないだろ!?

「人それぞれだから」

「死んだりはしない…よな!?」

「直接的には、ね」

ほっとするものの、奥歯にものが挟まってるような口ぶりが気になった。

「じゃあ、ヒントをあげる。1997年、アメリカ、ダグラス=ウィンストン」

3つのキーワードを告げると、諦めたように悲しく微笑んだ。

「彼がどうなったか、調べてごらんなさい」

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