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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第12章 ダグラス=ウィンストン

「んっ…」

小さく声を上げて、女が身動ぎした。

ダグラスは愉しそうにその様子を眺めている。

「おい、起きろよ。面白い事になってんぞ」

ダグラスは女の頬を軽く叩く。

「ん…?」

うっすらと瞼を開けた女は、焦点の合わない目をこらして、目の前の人物を見ようとしている。

あれでもまだ威力が強いのか。

次はもう少し出力レベルを下げた方がいいかもな。

女が身動ぎして…自分の両手が動かないことにやっと気付いた。

「何?どうなってるの!?」

慌てて手を動かそうとする女を見て、ダグラスは大笑いした。

「無駄だよ。あんたの力では外せない」

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