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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第13章 守りたいんだ!!

「でも一瞬、がっかりしたでしょ!?」

心の中を見透かしたような口調に、二の句が継げなくなる。

「そのまま見てなさい」

雅子ちゃんは椅子に座ると、机の上に色々な化粧道具を並べた。

化粧水、乳液、下地化粧水…

眼鏡を外し、ペタペタと塗りだして、たまにほっぺたを引っ張ってみたり、眉の下辺りを親指で指圧している。

「…何してんだ?」

「浮腫み取り。いいから黙って見てて!!」

ファンデーションもリキッドとパウダー両方使い、アイシャドウとライナーで目の印象を強くする。

リップグロスを塗り、付けまつげを貼って、三つ編みをほどいた。

「どう?」

俺を見て、ニッコリ微笑む。

その姿に、俺は唖然とした。

「間違いなく、ミヤビでしょ!?」

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