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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第13章 守りたいんだ!!

ミヤビちゃんは、クッと短く笑って

「ねぇ、勘違いしてない?」

「何を?」

「これは夢よ!?殺されても死なないのよ!!」

そして、フンッと鼻を鳴らすとそっぽを向いた。

「分かってる。でも、殺される感覚は残るだろ?」

ミヤビちゃんの体が震えた。

やっぱり。俺と同じだよな。

「君の心を傷付けたくないんだ」

「江東さん…」

ゆっくり、俺の顔を見上げる。

薄暗いクローゼットの中で、視線が絡む。

途端に、部屋のドアが開く音が聞こえた。

「来た!」

「しっ!!」

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