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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第15章 ミヤビちゃんの消滅

俺は文芸部の部室を訪ねた。

「雅子ちゃん、いますか?」

「はーい…って!!江東さん!?」

現れた雅子ちゃんを見て、俺は自分の目を疑った。

「え…ミヤビちゃん?」

野暮ったいおさげ髪は、ハーフアップにまとめられ、毛先が緩やかに巻かれている。

そして一番の違いは、眼鏡をしていない事。

さすがに化粧はしていないから、夢の中よりは印象が弱いけど。

度の強いレンズで小さく見えてた目が、こんなに綺麗だったんだと気付かせるには充分だ。

「しぃっ!!その名前は封印したんです」

慌てて、口元に人差し指を立てて言った。

「ちょっと、こっち来てください」

雅子ちゃんに連れられ、部室に入った。

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