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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第15章 ミヤビちゃんの消滅

「江東さん、謝られても困る」

だよな。怒ってるよな。

恐る恐る雅子ちゃんを見ると…あれ?微笑んでる?

「怒って…ない?」

「怒りません。むしろ感謝してます」

え!?感謝?

まさかの言葉に戸惑っていると、

「あたし、行き詰まってたんですよね。殺すか殺されるかしかなくて」

え?夢の話?

「話も結末がワンパターンで。話に膨らみもないし」

「はぁ…」

これは…小説の事か!?

「だから、江東さんが見せてくれた夢は、予想外の方向へ行っちゃって」

「あ…ごめん」

俺の謝罪に、雅子ちゃんは首を振った。

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