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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第16章 ダグラスの夢の果て

女はウインドーショッピングに興じていて、少し歩いては立ち止まり、また歩き出す事を繰り返していた。

尾行するには、見失う心配はないが、こっちが見咎められる可能性が高くなる。

やりにくい相手だ。

店内を覗き込む女の横顔をちらりと見て、自分の感情に苦笑する。

アイツと違う顔の女だったことに、少なからず落胆していた。

だけど…だから、か?

滅茶苦茶にしてやりたくなったのは。

さぁ、どうしてやろう。

辺りを見回すと、ある建物が目についた。

……いいかもしれない。

口元に笑みを浮かべながら、女に近付いた。

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