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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第16章 ダグラスの夢の果て

「こんばんは」

背後から声をかけると、女の肩がぴくっと震えた。

「え…こんばんは…?」

急に声をかけられて、不審がる前に愛想笑いを浮かべた女に、心の中で失笑する。

頭の中の知り合いリストと照合でもしてるのか?

残念だけど、俺はその中に入ってないぜ?

「時計を持ってくるのを忘れて。今何時か分かりますか?」

「えーと…19時7分ね」

警戒心もなく答える。

「ふぅ…。どうやらすっぽかされたみたいだ」

「あら、そうなの?」

「もし時間があるなら、ディナーを一緒にいかがですか?」

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