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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第16章 ダグラスの夢の果て

たやすいもんだなぁ…。

俺の腕の中で眠る女を見ながら、あまりの呆気なさにため息をついた。

ディナーに誘って、迷うそぶりを見せながらも付いてきた時点で、この女の未来は決まったようなものだった。

お薦めの店があると、路地裏に回って、スタンガンで意識を飛ばした。

そして今の状況に至る。

女の髪を指先で掬い上げた。

さらさらとこぼれ落ちる髪は、アイツより精彩に欠くんだが…まぁいい。

背中に担ぎ上げて、さっき見つけた場所に歩き出した。

きっと素敵な舞台になる。

俺はにんまりと笑いを浮かべた。

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