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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第16章 ダグラスの夢の果て

女がうめき声をあげて、目を開いた。

ぼんやりと天井を見上げ、それから目を動かして、俺を捉えた。

「え…」

起き上がろうとして、手が自由にならないことに気付いたようだ。

「何?どういう事!?」

焦った声で、俺に意味のない問いかけをする。

どんなことを言って欲しいんだ?

この状況で、お前にかける言葉なんて、大体想像つくだろ?

「気分はどう?」

「気分なんて!!最悪だわ!!何が目的なの!?」

「君のすべてが知りたい」

「…はぁ!?」

眉をひそめて俺を見る女。

「神の名の元に、君を暴く」

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