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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第9章 NIGHTMARE

立ち上がった俺を、池端が眉を潜めながら見ている。

「何なら、迎えに来てもらえよ」

「いいって。自転車で帰れるから」

「本当に大丈夫か?」

大丈夫。体はどうってことないから、自転車くらい漕げるさ。

「池端、ありがとな」

にっこり笑って池端の言葉を阻止すると、家への帰路についた。


自転車を漕ぎながら考える。

ミヤビちゃんはあの後どうなったんだろう?

俺が殺されて、それから…。

夢だから実害はない。

それはそうだけど。

今でも首に当てられた刀の冷たさを覚えてる。

それって、実害じゃねぇの!?

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