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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第10章 貸付って何ですか?

「バッカじゃない?」

俺の決意をエリンに話したら、第一声がこれだった。

「バカって何だよ!?」

「あの子は見たいから見てるのよ?そんな壊れるような柔な心の持ち主じゃないの」

エリンは小馬鹿にしたような笑いを浮かべて

「あたしだって適性見てるんだから。見くびらないでちょーだい!!」

だけどさ、悪夢をみたくないから逃げたんだろ!?

それって、もう耐えられないからじゃないのかよ!?

「だったら、これ見てよ」

緑色のドア。ミヤビちゃんの見る夢に続く扉。

そのノブには前と変わらず黒い鎖が…って!

うわ。前より頑丈になってる!!

しかも、これ、鎖じゃないし!!

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