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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第10章 貸付って何ですか?

ミヤビちゃんを助けるためには、彼女の夢に入らなきゃ話にならない。

もともとそのつもりだったから、エリンに逆らうつもりもない。

さっさと開けちまおう、と手を伸ばすと

「でも気を付けてね。今回は楔付きだから」

エリンが、かるーく言った。

「え」

振り返った途端!!

前回よりも速い動きで、俺の腕に巻き付いてきた!!

「ぐわぁぁぁっっ!!!!!!」

巻き付いて、締まるのと同時に。

有刺鉄線の楔部分が、腕に食い込んできた!!

「早くしないとズタボロになっちゃうよ~?」

エリンはくすくす笑いながら、俺の腕を指差した。

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