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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第10章 貸付って何ですか?

ドアを開いて、ミヤビちゃんの姿を見つけて。

「ミヤビちゃん!!酷すぎるだろ!?」

有刺鉄線のせいで、右手は傷だらけ。

服も右腕だけビリビリに破けて、血まみれになってる。

「あれだったら恐れて入ってこないと思ったのに!!何で来るのよ!?」

「ミヤビちゃんを助けたいから」

「…へ?」

ぽかんと俺を見返す。

そういえば、俺、ミヤビちゃんの怒ってる顔と怖がってる顔しか見てないんだな。

「あたしを…助ける?」

「そう」

「何のために?」

…へ?

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