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私は官能小説作家の素材

第8章 愛しさ

「心配すんな。これが俺の証拠だから」



そう言って握ったのは、はめられたリング。



彼にとって愛の証。

別に付き合うとか結婚するとかじゃなく愛の証としてこれをずっとはめておこう。


最悪と思っていた今日が最高の記念日と変わった。



それも彼の仕業…?
いや、おかげかな。



「愛してる」

「もちろんっ…同じ気持ちです」







END

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