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私は官能小説作家の素材

第2章 まさか、まさかの!?

「キスの続きしようか?」


これも…仕事なんだよね。



「…はぃ」

「っとヤリたいとこだけど今日はもういいや、萎えた。帰っていいぞ」


えっ!!!?

一夜迎えると思いきや、今日はなし。安心していいんだか、ダメなんだか。


「せんせ…」

「何時まで先生って言うつもりなんだ。俺は綾原ケイスケだ。担当なんだから、別に気軽に読んだっていいよ、ケイスケってさ」


ニヤーっと妬ましい微笑みで真菜を見上げ、面白可笑しく言ってくる。なんで、こんな子供扱いされなきゃいけないの!!!


もうこの時にはイライラ度がかなり一線を越えていた。

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