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私は官能小説作家の素材

第2章 まさか、まさかの!?

「お前、何腰抜かしてんの」


真菜は、男の本来の姿を見たことがなく今まで、ちやほやされていた身だったので、驚きのあまり腰抜けてしまった。


「先生のせいですって…。私何も悪くないです!!ただ、先生が苦しそうな声を出していたので…助けたほうがいいかなって…」


先生の顔が徐々に赤くなっていく。



「き、聞こえてたか…」


「ほんのちょっとだけですけど…呻き声が…」



頭を抱え込む先生の姿は絵になりそうだった。



「聞こえてるなんてな…。いろいろネタが飛んでったよ」


ゾワッと背筋が凍りつく。

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