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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

そして、遊園地の券を切ってもらいすぐに入ると目の前には、メリーゴーランド。隣には定番のジェットコースター。そして、小さい頃から好きなコーヒーカップの乗り物。


「ケイスケ!何乗りましょうか!」

「俺、乗る気ないけど」




はい?

の、乗る気無いですって?


「何のために来たんですか!!」

「そりゃ、誰かさんの喜ぶ顔見たいからね」



ドキリと胸騒ぎ。

しかも、名前言ってないけど私のことだろう。ついつい黙り込んで下を向いた。


「乗ってくださいよぉ…」

「やだ」


「一人は、ヤです!」

「一人でも二人でも変わらない」


「変わりますぅうう!!お願いですってばぁ…」

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