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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

カレカノという特別な関係を今日限定に貰った。からかってるのか、分からないが自分は凄く舞い上がってしまった。


「あのっ!お願いいいですか!」

「なんだ?」


今日は、仮だけど必ずカレカノだったら言って欲しいことがある。


「あの…っ!!ま、真菜って呼んでください!!今日だけでいいので……」


ぎゅっと握っている手に力が込もってしまい、ケイスケにぽんぽんと頭を撫でられた。



「緊張することないから、今日は楽しく過ごそう?真菜」



なんか、表現悪いけど…気持ち悪いほど優しすぎる。というか、最近になって優しい気がするんだが…。

まあ、返事は決まっているが



「はいっ…」


と言った。

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