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先輩と部活

第4章 押し入れの中


どきんっ
そ、そんな言い方されたら…断れない…

少し顔を赤らめながら
彼の手に引かれるまま上に座る

大きな体の先輩と小柄な私だから差が目立つ

私の目線の先は先輩の鎖骨があって
上を見上げると顔が見えるっていう感じだ


ていうかこの体制…凄い体密着する…!

心臓がばくばくしている私に反して
先輩は冷静な声で

「あのさ…ずっと気になってたんだけど、
れなちゃんってさ…」

急な質問だった

「類のこと好きなの?」

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