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硝子の挿話

第4章 蜜月

 こっそりと夜、ふたりは一本の大木月桂樹の下で逢瀬を重ね。その葉が、月明かりに美しく、幻想的な背景を描いて二人を彩っていた。


 
 ―――永遠を感じていた。












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