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愛の裏側

第2章 *奪われたハジメテ

 


服をゆっくりと脱がす。


ピンク色の白いレースがついた下着が、イメージ通りすぎて少し笑った。



太股の内側を、すーっとなぞってみると、「んっ」と色っぽい声を出す。





「…ずっと前から…こうしたい、って思ってた」


「…ん…」





とろんとした溶けたような目で俺を見つめる藍。


こんな可愛い顔、絶対に他のヤツには見せたくない。


見て良いのは、俺だけだ。






「…ぁんっ…んあ…」


「…くっ…」






ホントは…どこかでダメだって、


わかっているのに―――。


 

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