闇夜に輝く
第24章 不満爆発
そして西野さんが呼ばれ杏奈さんとバックヤードへ入っていく。
が、元々声の大きい杏奈さん。バックヤードから声がダダ漏れだった。
「アンタなんなん?ちゃんとしてくれんと困るんやけど!」
「ごめんごめん。俺もあの客が入ってきたの気付かなくってさ〜」
「はぁ?気づいてないんやなくて、知らなかったやろ?」
「ん?何が?」
「杏奈が連絡とってる客がいるって話。前にしたやんか!どの客のことかわかってなかったんやろ!」
「え?いやいや、わかってるって。さっき入ってきたピンの客でしょ?」
「2人組や!ボケェ!人をおちょくんのもエエ加減にせぇ!」
杏奈さんがブチ切れた。バックヤードから物凄い音がしたので慌てて海斗が様子を見に行く。
すると、西野さんをカラの黄色いビールケースでぶん殴っている杏奈さん。
海斗が後ろから羽交い締めにして止めると、今度はヒールで蹴りつける。
「ほんまアホらしーわ!何でこいつが担当やねん!担当ってなんね!」
「ごめんって!」
「うるさい!客は怒らすわ、覚えんわ、アンタにいったい何が出来んねん!後輩の海斗さんに役職まで抜かされて悔しないんか!このハゲ!」
杏奈さんの怒りは収まらず自分の化粧ポーチを西野さんに投げつける。
海斗も必死で後ろから止めに入る。
「杏奈さん一旦落着こう。お客さんに聞こえるから。西野さんも一回離れて下さい。ホールの方お願いします」
「で、でも…」
「いいから!業務優先でお願いします!今はホール長の指示に従って下さい!お願いします」
その言葉に渋々フロアへ戻っていく西野さん。
杏奈さんは今まで溜まっていた怒りが爆発し、このままでは仕事になりそうにないのでしばらく休憩させることにした。
が、元々声の大きい杏奈さん。バックヤードから声がダダ漏れだった。
「アンタなんなん?ちゃんとしてくれんと困るんやけど!」
「ごめんごめん。俺もあの客が入ってきたの気付かなくってさ〜」
「はぁ?気づいてないんやなくて、知らなかったやろ?」
「ん?何が?」
「杏奈が連絡とってる客がいるって話。前にしたやんか!どの客のことかわかってなかったんやろ!」
「え?いやいや、わかってるって。さっき入ってきたピンの客でしょ?」
「2人組や!ボケェ!人をおちょくんのもエエ加減にせぇ!」
杏奈さんがブチ切れた。バックヤードから物凄い音がしたので慌てて海斗が様子を見に行く。
すると、西野さんをカラの黄色いビールケースでぶん殴っている杏奈さん。
海斗が後ろから羽交い締めにして止めると、今度はヒールで蹴りつける。
「ほんまアホらしーわ!何でこいつが担当やねん!担当ってなんね!」
「ごめんって!」
「うるさい!客は怒らすわ、覚えんわ、アンタにいったい何が出来んねん!後輩の海斗さんに役職まで抜かされて悔しないんか!このハゲ!」
杏奈さんの怒りは収まらず自分の化粧ポーチを西野さんに投げつける。
海斗も必死で後ろから止めに入る。
「杏奈さん一旦落着こう。お客さんに聞こえるから。西野さんも一回離れて下さい。ホールの方お願いします」
「で、でも…」
「いいから!業務優先でお願いします!今はホール長の指示に従って下さい!お願いします」
その言葉に渋々フロアへ戻っていく西野さん。
杏奈さんは今まで溜まっていた怒りが爆発し、このままでは仕事になりそうにないのでしばらく休憩させることにした。