闇夜に輝く
第26章 サイドストーリー 若菜の夏休み
ある日、小学校から帰るとお母さんがお風呂場で動かなくなってた。
私は何が起きてるのか分からなくて、でも悪いことが起きてるのは分かって、わんわん泣いた。夜になっても泣いてた。
そうしたら隣に住んでる女の人がしつこくピンポンを鳴らしてくるのでしょうがなく開けた。
その後のことはよく覚えてない。
気付いたら毎月家に来るおじさんに手を引かれて大きなお家に連れてかれた。
荷物はリュックサック一つだけ。
その中にはお母さんの写真と位牌が入ってた。
だけどおじさんに、
「今から会う女の人は君の新しいお母さんだ。その人にこれは絶対に見せちゃダメだよ。見つからないように隠しておきなさい」
って言われた。
私は何が起きてるのか分からなくて、でも悪いことが起きてるのは分かって、わんわん泣いた。夜になっても泣いてた。
そうしたら隣に住んでる女の人がしつこくピンポンを鳴らしてくるのでしょうがなく開けた。
その後のことはよく覚えてない。
気付いたら毎月家に来るおじさんに手を引かれて大きなお家に連れてかれた。
荷物はリュックサック一つだけ。
その中にはお母さんの写真と位牌が入ってた。
だけどおじさんに、
「今から会う女の人は君の新しいお母さんだ。その人にこれは絶対に見せちゃダメだよ。見つからないように隠しておきなさい」
って言われた。