闇夜に輝く
第28章 衝撃の事実
「そっかぁ、山田君は知らないんだよね〜。海斗さんはね、実は山田君達が入ってくるまで今のボーイ3人がやっている事を全てほぼ一人でやってたんだよ。西野さんに押し付けられてる所もあったけど、淡々とこなしてたよ。しかも全然今より徹底的にするもんだからそのうち西野さんのやることが何もなくなっててね。あっという間に西野さんを追い抜いてったよ。だから俺も坂東さんも海斗さんが今の役職にいることについて全く異論がないんだよ。それに兄貴は能力主義を地で行く人間なんだ。口ではそう言いつつ、中々そうもできない人が多い中でね」
「ちょ、そんなに出来る奴みたいに言わないでよ。何か明日からプレッシャーだなぁ」
海斗はおどけつつも優矢君にそう評価されていた事が嬉しかった。
自分が心から尊敬できる人からそう言われる経験は今まで感じたことがなかったから。
「ちょ、そんなに出来る奴みたいに言わないでよ。何か明日からプレッシャーだなぁ」
海斗はおどけつつも優矢君にそう評価されていた事が嬉しかった。
自分が心から尊敬できる人からそう言われる経験は今まで感じたことがなかったから。