蜜の誘い
第3章 詩織と真希
夜も9時を過ぎた頃でした。
先輩のレオさんと一緒に常連のお姉様のボックスについていたのですが、単独のご指名を受けました。
「ああん、シオンちゃん行っちゃうのぉ?」
「ご馳走さまでした♪レオさんと二人きりになれますからごゆっくり♪・・」
このネコ寄りのお姉様のお気に入りはレオさんなので、ニコニコしていました。
さて・・ご指名の方はどなたかしら?
指名されるという事は常連さんかと思っていたら・・
えっ?
そこに居たのは、昼間図書館に来ていた、あの田口真希さんでした。
これには驚きました。
こうゆう処に来たりするんだ・・・
っていうかどうしよう・・バレちゃうかしら・・
いくらウィッグを付け化粧しているとはいえ、少し不安がよぎりました。
「いらっしゃいませ・・初めましてシオンです」
嬉しさ半分不安半分の笑顔で隣に座りました。
「まあ可愛いい!よかったわあなたを指名して」
気づいていないようでした。
少し安心しましたが、好意を寄せる彼女の隣で、私はドキドキしていました。
先輩のレオさんと一緒に常連のお姉様のボックスについていたのですが、単独のご指名を受けました。
「ああん、シオンちゃん行っちゃうのぉ?」
「ご馳走さまでした♪レオさんと二人きりになれますからごゆっくり♪・・」
このネコ寄りのお姉様のお気に入りはレオさんなので、ニコニコしていました。
さて・・ご指名の方はどなたかしら?
指名されるという事は常連さんかと思っていたら・・
えっ?
そこに居たのは、昼間図書館に来ていた、あの田口真希さんでした。
これには驚きました。
こうゆう処に来たりするんだ・・・
っていうかどうしよう・・バレちゃうかしら・・
いくらウィッグを付け化粧しているとはいえ、少し不安がよぎりました。
「いらっしゃいませ・・初めましてシオンです」
嬉しさ半分不安半分の笑顔で隣に座りました。
「まあ可愛いい!よかったわあなたを指名して」
気づいていないようでした。
少し安心しましたが、好意を寄せる彼女の隣で、私はドキドキしていました。