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次のテストまであと2週間。


死ぬ気で勉強すれば賭けに勝てるかもしれない。


でも私の過去の最高平均点は72。


あと8点も上げるなんて…。


「そうとなったら俺は全力で藍梨の勉強に付き合うから。」


恭介は楽しそうに参考書を広げる。


これは本気なのね恭介。


だいたい私はこんな事許可してないのに!


でも嫌だと言ったところでやめてくれるわけもない。


確かにもうキスまで終わってるから次はセックスなんだろうけど…。


とにかく平均80とればいい。


たったそれだけだ。





こうして私は変態彼氏の賭けに参加させられてしまったのだ。