学生だってエロいんです
第1章 隣の席のセフレ君 1 同級生編
「皆みたいって?」
「だから、私は影の薄いからさ。」
私は小さい頃から静かな子だった。
周りの女の子が男の子とはしゃいでいるのに私はそんな事出来なかった。
男の子が嫌いってわけじゃない。
でもなんか近くにいると緊張して話もできない。
「まぁあんまり騒ぐ人じゃないしね、でも松本さんは別に影の薄い訳じゃないと思うよ。
さっきも行った通り女の子らしくてモテるんだよ?」
高橋君はちょっとニヤけている。
「私がモテるの?」
「うん、俺も松本さんの事狙ってるし〜w
って、これじゃ告白みたいだねw」
ニヤけているだけの顔がほんのり赤くなっている。
「え、でも私暗いし勉強しかできないし…。
恋愛だって分かんないし…。」
狙ってるなんて言われたから私だってドキドキする。
告白ではないけどこんな事言われたの生まれて初めてだ。