ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜
第16章 ハロウィン狂想曲
京「ごちそうさまでした。」
早々に退散するとか言いながら酔い潰れて動けない慎之介を軽々と抱えあげ京四郎はタクシーに乗り込んだ。
京「じゃ、先生、学校で。」
千「うん。お休み。」
テールランプが見えなくなるまで見送ってから踵を返す。
「………。」
尻尾、外したのか。
猫耳、可愛かったなあ…
も一回、付けてくれないかな?
出来れば、アノ最中とか……。(←妄想中)
千「ね?今日はどうする?」
「どうする…って?」
そりゃあ…
千「…今、エッチなこと考えたでしょ?」
う…(←図星)
「…すいません。」
千「バツとして…」
千「ぁ…っ…もう…そんなことしちゃダメだってば…」
何で…?
千「もぅ…『タマ』(?)ってば…そんなことして可愛くな…ぁあっ…」
対面座位で腰を揺らす千陽さんは文句なくエロい。
でも…何で…俺が…
千「ぁ…ぁ…ぁ…気持ちい…」
一際大きく仰け反った後、千陽さんは俺の上でイッた。
千「『タマ』、スゴく気持ちよかったよ?後でご褒美のマタタビあげるね?なーんて。」
頭を撫でながらキスをくれる。
千「圭太、猫耳、スゴく似合ってるよ?」
「・・・・。」
…それはどーも。