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ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜

第23章 月夜に霞む



「ふぅっ……んっ…はっ…ぁ…」



何度も出たり入ったりを繰り返しながら、奥へ奥へと進んでくる指先。



そしてその指先を逃すまいと俺のナカの粘膜が全力で食い締める。



千「ふふっ。よく締まるね?そんなに気持ちいいの?」


「ち…違っ……ぁっ…」



違ってなんかない。



凄く気持ちいい。



もっと気持ちよくしてくれ、って、その場所だけじゃなくて俺の全細胞がそれを望んでる。



千「じゃあ……ここはどう?」


「うっ……?」



千陽さんの指先がそこに触れた途端、身体中の熱がその場所に一気に雪崩れ込んできて、頭ん中が真っ白になった。



所謂前立腺、ってところだ。



千「どう?気持ちよかった?」


「う…ん……。」



まだ頭ん中はぼんやりしてたけど、凄く気持ちよかった、って感はある。



千「イッたばっかりの圭太、って、ホント可愛い。」



唇の端を少し上げただけの微笑みを浮かべながら俺の頬に触れる。



千「また圭太が欲しくなっちゃった。」



舌舐め擦りしながら近づいてきた唇に唇を奪われて、



中を抉じ開けられ舌を絡めとられる。



生暖かい唾液を存分に絡ませあった後、彼は俺の唇に強く吸い付くようにキスをしてから離れた。



そして、イッたばかりで少しばかり元気のない俺のモノに手を伸ばし、ソイツにハチミツを塗りたくると、



ゆっくりと俺のモノを口に含んだ。



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