ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜
第1章 天使…時々、小悪魔?
ずり落ちそうになっている体を支えながら千陽さんのナカを穿ち続ける。
だが、すでに、意識朦朧となり制御不能に陥ってしまった千陽さんの体を支え続けることが出来なくなってしまった俺は、千陽さんの体をベッドに横たえ抽挿し続けた。
まるで千陽さんを犯しているような感覚は否めなかったけど、
甘く鳴き続ける千陽さんに安堵し、腰を振り続けた。
千「んあっ……」
千陽さんの一際高い声が聞こえたのと同時に、千陽のナカが急速に萎んだ。
「くっ…締まる。」
苦しそうに顔を歪め、俺の背中に腕を絡みつける千陽さん。
「あっ…あまり締め…ないで。」
千「そ…そんなこと言ったって…ああっ!」
仰け反る千陽さんの白い喉を見ながら、俺はイッた。
真夜中、ふと、伸ばした手が、隣にあるはずの温もりの気配に触れないことに気付き目を覚ます。
「千陽…さん?」
体を起こし辺りを見回すと、簡易椅子に腰かけスケッチブックに向かう千陽さんの姿が目に止まった。
気づかれないようにベッドを抜け出し、俺のシャツを素肌に羽織っただけの千陽さんの背後に近づき、後ろから抱きしめた。