
兄と妹
第5章 溢れる想い
~千紗視点~
私はお兄ちゃんに押し倒された段階で頭が真っ白になっていた。
お兄ちゃんが犯す…?
「それって…私をってこと…?。」
「うん。」
間髪を入れずお兄ちゃんが答えた。
嬉しいが、信じられなかった。
「でもお兄ちゃんは綾子さんのこと…。」
「違う。オレはずっと前から千紗のことを1人の女として好き…いや、大好きだった。」
「えっ!?ほんとに!?。」
「本当だよ…そうじゃなかったらこんなことしないよ。」
お兄ちゃんは突然私の服を脱がせてきた。
私は下着姿になってしまった。
「やっ…恥ずかしいよ…。」
「恥ずかしがることないよ。こんなに綺麗な体してるんだから。」
お兄ちゃんは私の脚を撫でた。
くすぐったい…お兄ちゃんがそういうことを言ったりしたりするなんて…でも幸せ…。
「お兄ちゃんも服脱いで…?。」
私だけ下着姿というのは恥ずかしいので、お兄ちゃんにお願いした。
「うん…いいよ…。」
お兄ちゃんは服を脱ぎ、パンツだけになった。
腹筋が綺麗に割れていて、いい筋肉をしていた。
でもそれよりも気になるのが…
「もしかして…勃ってる?。」
「うん、千紗の下着姿見たら興奮した。…じゃあ…下着外すね…?。」
「あ、でもご飯の用意しないと!それにお風呂入らないと…。」
「そんなのいいよ。オレは今すぐ千紗とエッチしたい。」
そう言ってお兄ちゃんは私の下着を外してきた。
