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兄と妹

第5章 溢れる想い


「…キスしていい?。」



お兄ちゃんに甘い声で言われ、私は頷いた。

すると抱き合いながらお兄ちゃんについばむようにキスをされ、段々深いキスになり、舌を絡め合った。



「んっ…んんっ!。」



私の声は大きくなっていき、体がどんどん熱くなっていった。

正直竜次のキスよりも気持ち良かった。



すごく気持ちい…大好きな人とキスするとこんなに気持ちいいんだ…。




「千紗…気持ちいい?。」


お兄ちゃんは少し不安そうにしていた。



「うん…気持ちいよ…お兄ちゃんは?。」


「オレもだよ。…ねぇ千紗…2人きりの時だけでいいからさ…オレのこと名前で呼んでくれる…?。」



お兄ちゃんは照れているのか顔を逸らしていた。



「え、名前呼び!?…なんか恥ずかしいな……………千架、くん…。」


「それは綾子ちゃんに呼ばれてるし…なんかしっくりこない。」



お兄ちゃんは納得していない様子だった。

えーそれじゃあ残ってる呼び方ってあれしか……よし!ここは恋人に近づけるためにも!



「…千架…大好きだよ…。」


「呼び方はそれでいいよ…てか何それ、超可愛い…。」



そう言った途端、お兄ちゃんは黙りながら私の下着を脱がせた。

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