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女子系男子

第7章 起きた罪

貞子が俺を横切る
長い髪、後ろで束ねて



「おはようございます」

下を向いて
すれ違う。


更衣室の扉を閉める手が指が
プルプル震える


散々、渚ちゃんの話を
中で聞かれ

出た瞬間
お前に会うなんて
最悪な心情



「おは、おはよう」


カミカミな俺、唇噛みちぎりそう



貞子の後ろ姿を
眩しそうに俺は見つめるだけ。。



なんだよ。。俺



渚ちゃんの事。。なんか後悔。。
やれなくても
なんか後悔



お前のせいだぜ
貞子!

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