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淡雪

第10章 想いを遂げる

僕はあれから璃子さんのリハビリに付き添い


念願の彼氏という席を確保した。


去年退院した璃子さんを強引に僕のマンションに連れていった。


目を離した隙に誰かに取られてはたまらない。


璃子さんが入院している間に二人で住めるマンションに越し二人の生活に向けて着々と準備を進めた。


今は璃子さんは仕事をしていない。

いくつかオファーは来ているみたいだけどまだ体調が万全でないと断っていた。


毎日璃子さんが僕の家で待っていてくれる。


まるで新婚のような生活に僕は幸せを噛み締め

仕事にも熱が入っていた。

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