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淡雪

第11章 小さな嫉妬

「動くよ」

璃子さんの腰を引き抱き激しく打ち付ける。

結合部からグジュグシュという卑猥な水音

「ああああッッッツ ハハハハハッンン」

シーツを握りしめなから
璃子さんが切なげな喘ぎを叫ぶ。

「気持ちいい?」

確認するのも情けないけど
言葉を出さないと
キツく締め付けて引きずり込む
璃子さんの襞に意識が飛びそうになる。

「んんん... イイッッ ァァァァァ」

すぐにでも出したくなるけど
若いから早いなんて思われたくない。
璃子さんを、この体を抱いた男たちに負けたくない
なんてよくわからない嫉妬に駆られて
がむしゃらに璃子さんを責める

「ァァァァァッッ イクッ ああああ」

「イッテいいよ。
 イキなよ」

一際奥をめがけて打ち込む

「ああああああああ ダッダメ イッ...」

璃子さんが大きく仰け反り
ぐったりとベッドに沈んだ。

「まだダメ」

ほんとは自分も限界だけど
余裕ぶって
ぐったりと力の抜けた璃子さんの腰を抱き直し
パンパンと打ち付ける

「ああああああああッッッツ ァァァァァ」

「いいだろ
 もっと欲しいだろ」

「ダメ... もっ もっ ァァァァァ」

俺は若さに任せて璃子さんを責める

「ああああッッッツ おかしくっ なる...」

「なってよ
 おかしくなれよ 璃子
 もっと俺に狂えよ」

「ああああァァァァァ イッ...イッ... イクッ」

その時璃子さんのなかから
サラサラとした液体が溢れ出した。

ーーうわっ 潮吹いた
  始めて見た
  スゲー 突くほどに溢れてくる


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