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淡雪

第3章 魔性の彼女

彼女と舌を絡めながら


彼女の胸の柔らかな膨らみに手を伸ばす。


彼女が少し体を捩って僕の手から逃れようと動く...


ーー逃さないよ槙さん。


僕は膨らみを捕らえた手に力を込める。


その時


扉をノックする音...


「槙さん、田辺くん待ちになってます」


ドアの向こうからAD さんの声


槙さんは僕の舌を絡めるように唇を離すと


「もうすぐ終わります。

 すみません」


とドアの向こうに声をかけた。


...ッチ


僕はあからさまに舌打ちした。





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