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口を開けた泉の入口に

フゥッ
と息を吹き掛ける。

「アッッ...」

璃子の甘く鳴く声が聞こえる。

「おね...がい　」

もどかしい愛撫に翻弄されている璃子は苦しそうにその言葉を吐いた。

だけど俺はその言葉には答えない。

脇腹を撫で乳房の周りを指を滑らせ乳輪の円をなぞるだけ。

ビクンと震え背中をしならせる璃子。
乳首がピンと立ち上がり存在を主張する。
そこにもフッと息を吹き掛けるだけ。

「アッッ...　もう　おね...がい」

「何？」

俺は璃子の耳元で囁き、耳腔をぺちゃぺちゃと舐めまわす。

「アッッ　苦しいの...」

俺の首に両腕を巻き付け体を擦り付けてくる。

「辛いか？」

璃子は濡れた目で切なそうに俺を見上げ頷いた。

「俺も苦しかったよ」

そう言って璃子の唇を塞いだ。
激しく舌を絡めてくる璃子。
もうこれ以上待てないと伝えてくる。

だけど俺はそっと唇を離す。
切なそうに見つめる璃子の舌が俺を求めて踊っている。
俺はこめかみにキスを落とす。
璃子はもう待てないと体をずらし俺の乳首に吸い付き歯をたてた。

「うっっ　」

不意打ちに漏れる疼き

俺だってそろそろ限界だ