テキストサイズ

淡雪

第3章 魔性の彼女

夕方からスタジオ入りする。


昨日のことを問いただそう。


槙さんは今の僕とは付き合えないと言ったけど僕を嫌いとは言っていない。


真っ直ぐにメイク室へ進む


扉に手をかけたとき

《施術中》

という札が目に入った

ノブを回すと内側から鍵がかかっている。


女優さんがエステの真っ最中かもしれない。


槙さんはエステティシャンでもあるから

要望があれば待ち時間に施術していることも少なくなかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ