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齧りかけの林檎

第6章 ● 君の名前 ♂side




急いで本屋を出た。








2人で、

なに食べようかーなんて

ずっと友達だったかのように話していた。













「あれ?歩?

 おーい!歩ぅー?」








おれの名前を呼んでいるような声が聞こえた。








同じ名前の人なんているよなー、世の中には。








「おい!歩ってばッ!」








後ろから肩をぽんを叩かれ振り返ると、









そこには毎日つるんでるダチが2人。









ニヤニヤした顔をしながら立っていた。




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