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齧りかけの林檎

第6章 ● 君の名前 ♂side





そんな嬉しい気持ちも一瞬にして消えた。



急にものすごい恥ずかしさに襲われたからだ。



な、なにやってんのおれ!!?!!?!?!








真っ赤になった彼女はバッと下を向いたので、

おれの顔が真っ赤になってしまったところは

見られていないはず。





でも27歳ってこんな風にわかりやすく恥ずかしがるものなのか?

彼女が特別なのだろうか。




まぁ、おれも

こんなに恥ずかしくなったりするのは、

今までになかったけどな。



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