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齧りかけの林檎

第8章 ● 君の連絡先 ♂side




自分に言い聞かせた。



そうだ、いつも女の子に聞くみたいに気軽にいけばいいんだ。









その場に立ち止まる。



彼女のほうを見ると、少し不思議そうな顔をしていた。








「あ、あのさぁ・・・」



連絡先を教えてください???

アドレスから???

それともLINE???




「ん?なに?」



「あの・・・LINE・・・やってる?」



「やってるけど」



「あ、ちょっと待った今のナシ!

 アドレス、教えて・・・?」






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