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齧りかけの林檎

第8章 ● 君の連絡先 ♂side






無理無理無理無理!



既読無視とかされたら、

おれ一発で立ち直れなくなりそう。



今までなんとも思ってなかったけど、

既読無視とか絶対無理マジ。








「うん、歩くんのも教えて。

 手、1回、いい?」



リュックの中に入っているスマホを取り出すために、一度手を離した。



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