テキストサイズ

齧りかけの林檎

第11章 ● 君とお鍋 ♀side




ブーッ。ブーッ。ブーッ。




ポケットに入っているスマホに、着信がきた。




いつもならリュックに入っていて気付かないのに、

さっきメールを見ていたからポケットに入っていたスマホ。




誰だろう?

電話なんてかけてくる友達は、あまりいない。





スマホをポケットから取り出すと、






着信『歩くん』





えっ!?




この前、連絡先を交換した時に、電話番号も交換していた。

でも急に電話をかけてくるなんて、何かあったのだろうか。




は、早く出ないと切れちゃうよね!?




少しアルコールの残った体が、ふわふわ、する。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ