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齧りかけの林檎

第15章 ● 君の気持ち ♂side




でもこんなこと言ったって

引かれるだろうし、

なにをしてもらおう?




もっと気楽に、

ゆりさんにしてもらえること。




そういえば、

すげぇ腹減った。




今朝は眠いし、

ゆりさんのことばかり考えて

全然食えなかったし。




「じゃあ、お昼ごはん、とか?」





ゆりさんの昨日作ってくれたごはん

おいしかったし、

おれだけのために

また今日も作ってくれないかなって思って、

そう提案してみた。




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