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齧りかけの林檎

第15章 ● 君の気持ち ♂side




彼女はおれの食べ終わったプリンのカップを

受け取って、キッチンに行くと

彼女らしい、シンプルなエプロンを身に着けた。




あのモコモコ部屋着に

エプロンとか

エロすぎんだけど・・・。




おれは、ゆりさんが

トントンと野菜を切っている後姿や

お鍋の中身をかき混ぜている様子を

じーーーっと見ていた。




彼女の着ている部屋着は

真っ白のモコモコで、

なんでお尻に尻尾ないの?

なんて、バカなことを考えていた。




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