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齧りかけの林檎

第16章 ● 王子様な君 ♀side




「べ、別に何も期待なんて

 し、してないけどぉ?」



「ふーん・・・」




すると彼が、

わたしの足に自分の足を絡ませてきた。




これかーーー!!!!!




「ちょ、ちょっと歩くん、

 もぞもぞしないで」


「なんで?あっためてるだけだよ?」




体の関係もまだなのに、

このエロい行動はなんなんだ、少年!




「ねぇ、ゆりさん?」


「はい、」


「ほんとはね、

 さっきお姫様だっこした時

 抱きたいって、

 すっごい思ってたんだよ」




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