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齧りかけの林檎

第17章 ● 君とイチャイチャ ♂side




もう一度彼女を抱きしめると、

いつのまにか眠ってしまっていたようだった。




目が覚めると、だいぶ暗くなっていた。




「やっべ、寝ちゃった」




抱きしめたまま寝ていたようで、

腕の中の彼女はまだ

夢の中のようだ。





今何時頃だろうか。




彼女の寝顔を見るのは、

今日で二度目だった。




今日はとても穏やかな表情で眠っていて、

腕の中で安心してくれたのかもしれないと思うと、

心がほかほかとあたたかくなるような気がした。



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