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齧りかけの林檎

第18章 ● 君のために ♀side




本屋の中に入ると、

今日は一目散に、ある棚の前に直行した。




この前買いそびれてしまった、

ピンク色の女子力が高そうな本のコーナー。




歩くんとつきあうことになって、

これからはもっと女子力を高めなければ!と思い、

今日はじっくり選んで買おうと思っていた。




この前ここに来たときは、

まさか歩くんとつきあうことになるなんて

少しも、全く、1mmだって思っていなかった。




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